2014年2月28日金曜日

やったぜ。

とりあえず形になったものが出力できたので、手順などを報告します。

Autodesk社の123Dシリーズの中のMeshMixerというソフトに付いているサンプルデータのうさぎを出力してみました。
前置きとして・・・Autodesk社の出力するSTLファイルはどういうわけか、slice3rと相性が悪く、slic3rでのサポート材の出力がひどいことになります。

MeshMixerの本来の機能は、複数の3Dデータを合成して一つの立体物にするソフトなのですが、機能の一つに独自のサポート材をモデルデータ自体に追加する機能があります。
それを利用したのが、謎のサポート材がついたうさぎの写真です。
MeshMixerは自動でオーバーハングしているポイントを探して追加してくれますし、パラメーターを弄れば、サポート材の自動認識の範囲もかえられるし、手動で取り付けることも出来ます。

MeshMixerは.objファイルでも.stlファイルでもインポートできるので、大抵のものはいじれると思います。

ただ、MeshMixerでエクスポートしたデータはエラー部分が結構出るので、netfabbを通して、穴を埋めてやる必要があります。netfabbと言うのは、エラー部分をリペアしてくれるフリーソフト

あと、3Dデータのインポート、エクスポート時にバグがあるのかX方向に90度回転して保存されてしまうので、Repetier-Hostにインポートした時にX方向を90度修正してやる必要があります。

 BS01で素材をABSで出力していましたが、熱による変形が激しく剥がれに悩まされておりました。
ネット上では3Dプリンターでの出力時の剥がれ防止に、両面テープを使うという手法もかなり見つかります。
この方法ならベッドの温度だって下げても構わないだろう。ってことで、グッと落として、70℃で挑戦してみました。もしかしたらこれベッドヒーター要らないかもしれません。全然ダメでした。ベッドヒーターはあまり下げないほうがいいです。

 ついでに、Repetier-Hostのslic3rでGコードを出力する際、接地面積を広く取るように「Brim」値を多く設定することで、接地面積の狭いサポート材も位置ズレを起こすことなく密着するようにしてあります。
餃子の羽のように広がっているのが「Brim」で広さがその値です。
Skirtがついてますが、BrimをつけたらSkirtいらないですね。

 両面テープを使うと、ノズルが接触すると危ないわけですが、BONSAIさんのおすすめセッティングですでに一層目はある程度余裕を見て少し離した設定にしていただけてるはずなので、設定の変更はしませんでした。
もちろん、できるだけ薄い両面テープがいいのは言うまでもありません。
また、両面テープの密着度ですが、二層目三層目と重なるにつれて、ヘッドが立体物を多少なりとも押しますので、結構しっかりくっついてます。

 ベッドの熱による変形ですが、ブリムなし、両面テープ無し、ベッド120℃でプリントスタートすると、接地面積の低下により剥がれてしまいました。
今回のブリム付き、両面テープ付き、ベッド70℃で歪みが小さく、安定した出力ができていました。

ステータス
ABS
ノズル0.4
ノズル温度250℃
ベッド温度70℃+両面テープ
Brim幅6mm

プリンター設定などはBONSAIさんのおすすめ数値からほとんど変えてないです。
スピード遅めの設定のままです。プリント時間4時間 高さ6センチ足らず


ちなみにSimCity。
目を離した隙に原発が大爆発してました!
あまりの衝撃に原因も確認せず、SimCityをそっとじしてしまいました。
技術力は十分に供給されていて安全だったのになぁ。何らかの災害の結果と思われる。

2014年2月27日木曜日

オレ流プラモグランプリ2013の入選景品キターヨ。


キター。

ってほど、大喜びでなし。

今プラモが手に付かないww

けど、頑張るぜ。レッド・ミラージュがストップ状態ではあるけど、脱パチ組シリーズの教材として作ります。

すでに、総合実習の予告動画はすでに投稿済みとなっております。

2014年2月21日金曜日

あかん・・・

3Dプリンターのソフト側のセッティングで悩みまくって、L.E.Dのマスキング作業が手につかん。

シルバー一色の下地になったまんまで、放置中。

もうチョットしたらバンダイからオデンMが届いたりするはずなんだけど。。。

そっちはパパっとやって終われそうな作業がほとんどなので、なかなか進まんってこともないだろうけど。。


あと、SimCityが妙に面白くて!馬鹿野郎


まぁ、それはともかく、3Dプリンターのセッティングってバイクの4ストminiのキャブセッティングより難しいです(?)

2014年2月18日火曜日

3Dプリンターファーストショット


どうかなぁ。。。

まだ、セッティングのベストポイントがつかめてないのも大きいでしょうが、使い物になるものではないです。

印刷自体はなかなか気持ちのよい動きなんですが、今のところ精度が高くないため、狙った造形ができているかというとさっぱりという感じ。

上のテストショットも、狙ってあのようなハニカム構造と格子模様が出ているわけではなく、本来ツルツルのデータですが、隙間を埋められなかったという状態です。

また、分かりにくいですが、内側と外側に太いサポート材が付いているのですが、がっちりくっついてしまっており、剥がせません。
本来なら、パリパリと剥がせるはずのものなのです。

なかなか難しいもので、ABSが冷えるにしたがって歪みが出てきたりするので、反ったりします。
実際にホビーユーズの熱溶解積層法の3Dプリンターではなかなか難しいところがあるんじゃなかろうかと思います。

もうちょっとわかりやすいキャラクター彫像とかそういうものを出力出来るように頑張ってみます。

ちなみに、コレを出力するのに、4時間かかりました!


2014年2月13日木曜日

3Dプリンターのヘッドとフィラメントフィーダー

一枚目がにゅ~っと材料が出てくるプリントヘッド。

塊の真中付近にある真鍮製の部分がノズルです。0.4mmのノズルが標準セット。
もちろん交換可能。
組み上げ後も、捻じれば付け替えられる仕様で、0.2mm~0.5mmのノズルがラインナップされている。

二枚目がフィラメントを送り込むフィーダー。
ステッピングモーターでPLA・ABSフィラメントをヘッドに押しこむもの。


ほとんどの部材はレーザーカットによって、切り出しが済んでいるので、ナットとビスでどんどん組み立てていくだけではあるのですが、なんか学研の科学と学習って覚えてる人いるやろか?アレ。
大人向けの科学と学習ですよ、この感じ。

リリースしてくれているグループがとってもベンチャーな感じで、取説に不備があったりパーツが足りなかったりしてますが、リアルタイムに組み立ててる側としては、個人的には結構楽しい。
ゲームで例えるなら有料デバッガーというとんでもない状況ですけど。しかも10万w

クラウドファインディングでスタートしたこの製品ですが、一般販売も予定されており、その時には私達のデバッグ作業の上で販売されるはずなので、多分私達のような変な人でなくても楽しめる製品になるんじゃないでしょうか。




2014年2月12日水曜日

組立中~


X軸とY軸のガントリーを取り付けました。

ベルトで駆動して、プリンターヘッドを動かす部分ですね。

盛り上がってまいりました。

バイファム バザム 完成 (ほとんどアクリジョンレビューまとめ)


アクリジョンのエアブラシテストのために組んだバザムが完成。

なんだかんだでキモかわいいですね。


まぁ、こう見て、「普通だな!」ってところがまた、重要なところでございまして。

アクリジョンは普通に塗料として使えるってことですよ。
これから塗装をやってみよう!って思ってる人にはかなりおすすめ出来る製品です。
今のところ、色数は少ないですが、2014年中に水性ホビーカラーと同等の色数を揃えられるらしい。
危険度に関しても、ほぼクリアしているし、この塗料は子どもたちが水彩絵の具を使って絵を描くぐらいのレベルになった。
つまるところ、ラッカーの様な危険を感じさせる匂いがしないので、集合住宅でも全く問題にならないだろう。
(ラッカーはメーカーが換気を促すためにあえてあの香りを付けています。)


実際に集合住宅でエアブラシ塗装するにあたって次なる問題というのはコンプレッサーの音と振動だが、ここは個人的にもおすすめしたいコンプレッサーが絞られてくる。

アクリジョンを吹く場合、水性塗料系の独特の粘度があるので、コンプレッサーの風量という部分には十分に注意して選んでもらいたい部分です。

例のUST動画でもありましたが、最低でもクレオスL5以上が欲しいところです。
現在L7のほうが主流になりつつありそうなので、そちらを選ぶといいでしょう。

L5直結で、吹くのに良いぐらいで、プチコンやキュート・タミヤのコンパクトコンプレッサー・ノーブランドの金魚ポンプのような超低価格コンプレッサー等ではパワー不足になりやすいと思う。
上記の様な風量の少ないコンプレッサーだと、ミストが大きくなりやすく、エアブラシのニードルキャップに塗料が溜まりやすい。
 通常ラッカーだと、このような症状が出た場合、塗料をうすめたら普通に使えるが、アクリジョンの場合は薄めすぎると乾かない。(ラッカーの様な気分で薄めると6時間経っても指紋がつくレベル)
薄く重ねれば・・・毎日一層ずつ5日連続でやっと一色塗り終わる・・・そんなんやってられません。
薄めた塗料を乾燥時間を少なめに重ねようとすると、すぐタレます。

ですので、アクリジョンはある程度濃いまま、吹きたいです。
基本的に希釈は5%~10%で様子をみて、あまりに粒子が荒いようであれば、少しずつ専用うすめ液で希釈します。
コレぐらいだと、ラッカーのような乾燥速度で吹けます。
この濃度で吹くのに、L5以上が推奨ってわけです。

個人的にはリニアコンプレッサーではなく、レシプロ系を使ってるので、もっと風量を上げてパワーでミストを細かくします。
これであれば、かなりサクサク吹けるので、音と振動がある程度無視できる環境にあるなら、リニアコンプレッサーよりもレシプロがおすすめです。


器具の清掃に関して・・

ハンドピースはアクリジョン専用のものを用意すると捗るでしょう。
または、これからアクリジョンだけで塗っていこうという新規の方は便利かもしれません。

アクリジョン専用のハンドピースを用意するなら、水バケツでハンドピースを筆でじゃぶじゃぶ洗うのがいいと思います。
アクリジョンは水性なので、ハンドピースに少々水分が残っていても大丈夫なはずです。
ラッカーのようにうすめ液とツールクリーナーで洗浄しようとすると、塗料の粘度の都合上ラッカーの洗浄よりうっとおしいです。

ただし、水性アクリルと同様、乾燥してしまうと水では落ちないので、専用ツールクリーナーは買うべきです。
注意(乾いてないアクリジョンにラッカーのシンナーを投入するとドロドロになるらしい。硬化したアクリジョンにラッカーを投入するとモロモロになる。)

かっこいい永野メカ(他2つはラッカーです)
水性サフが無いけど・・・?

水性サフってのがほぼ無いような状態ですが、ニュートラルグレーとホワイトを混ぜたもので、下地の色を整えることも出来るでしょう。
従来の水性アクリルではできなかった、研磨が可能です。

ただ、ちょっと時間をおいたほうが良さそうですので、2日ほど放置後研磨推奨のようです。
ココらへんはラッカー同等の研磨が可能で、カーモデル等の研ぎ出しもイケるということです。

エナメル塗料・溶剤からの耐性について

有機溶剤完全縛りにすると、流し込みの墨入れの手段がなくなってしまいます。

エナメル塗料と溶剤は諦めて使ったほうが精神衛生上よろしいかと思います。
まぁ、ザクパイプの一本一本縞々を手書きしていくつもりだったら止めませんが・・・

アクリジョンはエナメル塗料・溶剤での拭き取りに対して、高い耐性があるのではないかという感触を持ちました。
バザムでは、「タン色」が半ツヤ塗料で表面が少しザラザラしていましたが、エナメル墨入れの拭き取りで表面のダメージがほぼ無いといえる状態で完了しました。

プラへの食付きは?

必要十分です。
マスキングテープなんか怖くありません。プラにそのまま塗ってOK。
しかし、当たり前ですが、ひっかきダメージには他のプラモ用塗料と同等です。

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小技

アクリジョンをエアブラシで吹いてて、ハンドピースのニードルキャップに溜まりまくってこりゃたまらん!というひとは、ニードルキャップを外して吹いてみてください。
でもニードルキャップを外すとニードル破損の危険性が超高まるので注意して作業してください。




2014年2月11日火曜日

アクリジョンつや消しコート



コレでほぼ完成。

アクリジョンのつや消しコートは水性なので、当然のことながら、エナメルが溶け出すとか言う問題も起こりえない。

というか、私としてはラッカーでもエナメル墨入れをにじませたことがないのですが・・・


で、アクリジョンのつや消しコート材の第一印象はというと、結構しっかりつや消しになります。

それなりにしっとりした感じになるまで吹き付けて、やっているつもりなんですが、結構しっかりザラッとした感じです。

以前紹介したUST動画の方でも言っておりましたが、少々白っぽくなる感じが強いかもしれません。
勿論つや消しなので、白くなるのは当然なんですが。
それでもちょっと強めって感じ。

良く言えば、ハッキリとつや消ししました!というわかりやすいつや消し感です。

明日朝には組み上げて、写真を撮ってお見せします。


ほんでもって、アクリジョンのレポート動画をニコ動にうp予定なんですが、バザムではあまりにも華がありません。
ですので、22日前後に届く予定の、オーディーンミリタスを使って、数回にわたり、制作実況形式をとって、やろうと思います。


ついに3Dプリンターキター!!!

やっとこさ届いた!

ボンサイラボさんのところの3Dプリンターキット!

そうです。キットです。組み立てるんです!

ABSフィラメント一巻(1Kg)込で、約十万イエーン!今発売された時点では最安のプリンターだと思います。
多分すぐ抜かされるんですけどね。
海外のキックスターターの方では5万程度の物を発売予定だとか。


早速組み立ててますが、組み立てマニュアルがまだ全部揃っていないという面白い状態なので、ぼちぼちやれます。
なにを言ってるかわからないと思いますが、組み立てマニュアルがPDFで配布されるようになっておりまして、分割して数項目ずつ公開されるというようなことになっております。
頑張り過ぎないように・・・じゃなくて、多分ボンサイラボさんの準備ができてな・・・


今日は本体外装と、ヒートベッドを組み立てました。

マニュアルはもう少し先まで公開されていましたが、ここまでにしておいてプラモの仕上げにとりかかっておりました。


写真をモリモリ撮るつもりだったけど、さくさく組んでたら写真撮るのが面倒くさくなってしまいました。

そんなわけで、一旦休憩。



一応組み立てマニュアル全公開が2月14日なので、15日には完成して、出力テストができたらいいなぁ・・・


2014年2月7日金曜日

バザムの進捗


実は二重関節という先進的な関節を有していたバザムです。

うごかないですけどね。

んで、挟み込みパーツを塗っていなかった箇所があって、完成がちょっと遅れる感じ。
いや、遅れると言っても期限があるわけじゃないですけど。

めんどくさいんで、銃は作りません。


L.E.Dミラージュは溶きパテ乾燥中。

2014年2月5日水曜日

銀サフとカウンターウェイト



L.E.Dミラージュの方も進んでおりますよ。

白パーツ部分は下地にガイアの銀サフを吹いておきました。

次の作業で真っ白になる予定です。

カウンターウェイトと角はそこだけこの色。ミッドナイトブルーに青っぽいコートをしたんですが、まぁ、、、黒ですねorz
デカールの前に少しコンパウンドかけてあるんですが、も一回クリアコートして研いでみます。

いい感じかもしれないアクリジョン

アクリジョン使えんことないやん!
(テノヒラクルー)

まぁなんというか、やっぱり希釈レベルが分かってなかったってことです。

塗れる希釈にしないと弾きやすいんですね。

水性アクリルでも希釈は1.2倍とかそのへんで調整する物でしたっけ。

で、アクリジョンでもそちらに近い希釈を心がけてやればまぁそこそこ普通に塗れるし、乾燥も結構早く、最終的には研磨もできるカチカチ具合に硬化します。
実は結構スゴイのな。
ただし、研磨可能になるまではしっかり2日ぐらいおいたほうがいいかもしれない。
これはラッカーでも意見が別れるところですけどね。

実際に塗り始める時には、とりあえず、10%ぐらいうすめ液を添加して試しに吹いてみる。
その後、吹けそうだったらパーツに吹いたら良いし、やたらザラザラになるんだったらもう少し添加してみる。
それで大丈夫だと思う。

いきなり30%添加すると多分アカン。

ラッカー塗料の場合、1.5倍~3倍程度まで、様々に希釈して使うことがあるが、同じ感覚でやってみると確実にトラブってしまうことに。



で、それなりに吹けるな・・・って感じた粘度がラッカーよりも濃い状態なんです。
水性アクリルもそうですが、もともとアクリジョンも結構粘っこいです。
その上低希釈で塗装することになる・・・ってことは?

つまり、コンプレッサーの性能自体もちょっと高めにしておかないとイカンのですよ。

話によると、クレオスのL5でいいぐらい。コレより弱いとマズいっぽい。
プチコンとかキュートとか、タミヤのコンパクトコンプとか。そこら辺は避けたほうが良いだろう。

もひとつ。
ハンドピースのニードルキャップは外した方がいい感じ。
乾燥が早いのと、塗料が粘っこいので、ニードルキャップにメッチャ溜まる。
勿論ニードルの破損の危険が非常に高くなるが、2・3パーツ毎にニードルキャップの清掃をしないといけないとかやってられん。
クラウンタイプならかなりマシ、広口タイプならマシ、細口タイプなら最悪。
私のハンドピースはiwataの絶版HP-Cの細口なので、もうあっという間です。
最近細口のハンドピースが少なくなってるので、皆さんの場合はマシかもしれません。

コンプレッサーは模型用塗料ならなんでも吹けるレシプロ式で、圧は0.1前後でやってました。結構高めですね。


ちなみにこれがやってはいけない組み合わせ。

下地水性アクリルで、上掛けがアクリジョンです。

なんか芸術的・・・にひび割れます。

こういうテクスチャを求めるならつかえるかも?

ワニ皮表現とか?石畳とか?



そんなわけで、バザムはとりあえず関節色が済んだわけです。
マスキングして、次の合わせ目消しに入ります。


今回のアクリジョンの罠を抜けるヒントはGoogle+のコミュニティで下記の動画を紹介していただきました。
よろしければどうぞ。

メインは50分以降。それまで雑談です。とばしちゃえ
>→長谷川迷人のUストリーム放送←<

oh・・・

アクリジョンむずかC!中間レポートです。


写真は拡大表示してもらわないと見えないと思いますので、クリック!クリック!

で、アクリジョンの希釈具合ってのがよくわかってなかったのが原因となってしまったと推測されるんですが、ご覧の有様です。

パーツに付着したあとで、粒子が寄り集まるようになってしまいました。
弾かれてる様な感じ?
で、当然このままどんどん吹き重ねていくと、この隙間が埋まっていくわけですが、そしたら今度は流れる・垂れる。

この時の塗料の詳細は・・・
ニュートラルグレーに多分30%のうすめ液。

これ、薄めすぎなんですってね。

ラッカーユーザーからしたら、かなり濃いですよね。

さて、アクリジョンの専用うすめ液ってのを、ラッカーのうすめ液と同じように考えて希釈すると乾燥速度がアホみたいに遅くなります。

上記の希釈で室温10度以下では8時間程度放置しても指紋がつきます。
結局その後エアコンの直風を当てて強制乾燥です。

そんなわけで、専用うすめ液というのは、ラッカー塗料におけるリターダーそのものと考えたほうが良さそう。
で、希釈する場合、まずは5%~10%程度で試し吹きをしてみよう。
これぐらいだと、ラッカー程度の乾燥速度になるっぽい。


そういえば、水性ホビーカラーでも希釈無しでエアブラシで吹ける、またはほんの少しだけ希釈するというアイテムなわけで・・・
あーー、、、私がラッカーに浸かりきっていたようです。

アクリジョンを扱う際には、しっかり頭のなかからラッカーの作法を追い出してから使わなければなりません。



昨夜は写真の状態で、むりくりニュートラルグレーにしてしまいましたが、今夜はタン色をホンの少しだけ薄めて塗ってみます。それで塗れたらイイネ。。


そういえば、筆塗り瓶生で塗った塗料はかなり早い乾燥だったし、今触ってみると、水性ホビーカラーと段違いのカチカチ具合。いくつも報告は上がってると思いますが、研磨可能です。


2014年2月4日火曜日

関節色に続き、銀色も完了。

日曜の夜にこの状態になってました。

昨日はツーリングに行ってました。

今日は、突如現れた永野メカ、バザムに阻まれて作業できておりません。


塗装したシルバーですが、サリオン機を組んだ時のメタルブラックがかなりしっくり来たので、かなり暗い色のシルバーになってます。

写真を取るときに光の当たった面がシルバーになってりゃOKという感じで。

この後の作業は、白パーツに銀サフ吹くんですけど、マスキングが済んでません・・・

バイファムのバザムで。

アクリジョンのエアブラシ塗装テストをやってみようかと、買ってきましたよ。

なんでバザム!?

永野メカだからです。
形状がシンプルで、合わせ目消しが簡単そうだったからです。

コレが永野メカだなんて思えないレベルですが、永野成分がそもそも少ない経緯でデザインされているので、ものすごく大河原デザインです。
永野護氏が自由にデザインできる状況でもなかったでしょうしね。

経緯としては、

大河原氏のウグ、ジャーゴがデザイン済み

ウグのラインを周到して永野護氏がバザムをデザイン

大河原氏が手を入れる。

ってな感じみたい。

大河原氏のデザインや世界観がすでに完成してるので、全く別方向にデザインすることもできんでしょうね。
しかも最後に大河原氏がクリンナップしてしまったらもう、どこに永野ラインがあるのかわかりませんw
同作品のパペットファイターのほうはもう少し永野成分が多めかもしれませんね。
Z・ZZガンダムの時の永野デザインはすごく成分が残ってますよね。

まぁしかし、バザムは永野ファンとしては触って損はないでしょう。


仮組みしてみると、やっぱり挟み込みの嵐なので、まずは「タン色」の関節部分等をメインに合わせ目消しをしてみましたが、予想通り簡単な処理で済みました。
デザインがシンプルで、平らなので、モナカ形状でもサクサク処理できます。


今回の実験・お試しでは、ラッカー系を一切使わないように完成させます。
一般的なサーフェイサーの使用不可とし、アクリジョンのみで仕上げてみようかと思います。
でも墨入れにエナメルは使うしか無いのでそこは堪忍な。

サフの代わりに下地色を整えるのに使うのはニュートラルグレーです。


2014年2月1日土曜日

塗装開始。

塗装の準備をしていると、思いのほかパーツが多くて、白い装甲以外を先にやっつけてしまうことにしました。
全部サフ吹くつもりだったんだけどね。

で、シルバーと関節のパーツにサフを吹き、関節色のパーツを本塗装しました。

ご覧のとおりの、青系関節色・・・なんですが、実物より青が強めに写ってます。ホントはもうちょっと明るくて緑寄り。
多分コレはホワイトバランスが誤魔化されてる。

下の写真のほうが正確に写ってます↓


マスキングたのC。

ベイルの裏側はちょっと派手にしようと思います。
ベイルの裏にもシルバーを多めに使ってみようと思っております。
waveの作例ではダークグレー一色ですね。
今夜シルバーを吹けたらいいなぁ。