2015年6月24日水曜日

オーナーズクラブ 1/32 ダイハツ・ミゼット後期型 放置車両ジオラマ完成


情景師・アラーキー氏のダイレクトカット法をやってみたいというところから入ったジオラマ作成ですが、これにて一旦完成。

放置車両として、風化した感じを出したかったわけですが、本体はともかくもうちょっとガラクタを盛った方がよりそれっぽい感じになったんじゃないかな~とは思います。
荷台になんにも載ってなかったりするのがちょっと寂しいかなと。


例えば野生のエロ本とかさ、段ボール箱に入った謎のビデオテープとか。

ちょっと個人的にも製作期間が伸びすぎるとダルくなるので、勢いのある内に見切りをつけました。


ちょいと懸念していたことが有ったのですが、部材の厚みや太さが気になっていました。
特にタミヤのL型プラ材だとか金網ですが、色塗ったら結構馴染んだ感じです。

うっかりフェンスの角のところにある荒っぽい補修跡とか草で隠しちゃいました。
あとフェンスの壊れた端っこも意外といい感じに仕上がって嬉しい感じ。
厚みが1mmもあるので、すげぇ事になるかと思ったら意外と馴染みました。

フェンスの錆はダイレクトカットではなく、普通にリキテックスで後塗りです。
なんでリキテックスかというと、リキテックスは基本的に乾燥するとつや消しになるからでして、後でつや消しを吹くのがめんどくさかっただけです。
タミヤのこのへんの色はつや消しでリリースされていますが、クレオスだと半ツヤ~光沢なので、そのまま塗るとテカるんですよね。。(ミゼット本体の錆はクレオスの水性です。もちろん最後につや消しした。)


タイヤもリム打ちペタンコ加工をしてあるのですが、地面が土~砂なので、塗っているウチに隠れてしまいました・・・
右後輪はパンクさせていないので、僅かに手前に傾いています。

オーナーズクラブのこのキットでは、タイヤが4輪と共通なので、ミゼットでも4本付いてます。
余っちゃうので、脇においたのがほんと良い味になりました。
長時間置いてあるように見せるためにタイヤの内側にも草を生やし、外側には雨の泥撥ねで、汚れた状態にしています。

ココらへんを見ても、やっぱりガラクタやその他オブジェクトはある程度とっちらかるぐらい置いていくと放置感が尚出たんじゃないかなぁと思うわけです。


一応頑張った?ビリビリシートも。ダッシュボード周りはちょっと手ぇ抜きました・・・結構きれいなまんま。
このキットにはドアのガラスが入ってないので、作らない限り開放状態ですので、ジオラマにしたら見えてしまいます。
開いてるんだったらもっと激しく損傷があっても良かったんでしょう。
中に草が生えてるとか。
まぁ、ビリビリシートは思いつきでやった割に上手いこといった。

ホイールの錆は歯ブラシで点描です。凸凹に、ランダムに塗れるので、そのままテクスチャになります。


いやーしかしダイレクトカット法、実にそれっぽく仕上がる。
実際にめくれ上がってるので、錆色を塗るのも簡単だし。
ただ、変に触るとあとからパリパリ剥がれそうになります。


そんなわけで、17cm*8cmぐらいの大きさのジオラマ完成。

道路脇の空き地に放置されたミゼット。
ジオラマ自体は初めてじゃないけど、なかなかいい感じです。

本格的に素材を集めて自作したフェンスや初めての技法を試してそれなりに効果があるとやはり完成の喜びもひとしおです。


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