2015年7月29日水曜日

糖尿病だ!

6月初頭に地域の健康診断に行った結果、あからさまな糖尿の判定が出てしまいました。

現在はどうなったか先に言ってしまうと、血糖値はほぼ基準値まで抑えられたという状態です。


なんかおかしいな・・・と感じた話

2015年に入り、地元のスキー場に毎週に近いペースでスノーボードに行っていました。
最寄りのスキー場の地元民向けシーズン券がクソ安いので沢山行こうと思ったわけです。
1月終わり頃になると何故かやたらと体重が減り始めたのに気づきました。
もしかして運動してる効果が出てるんじゃないか?
とも思ったのですが・・・多くて週一、どば^~っと滑ってすぐ帰る、2時間程度の滞在時間。
こんなんで痩せるワケがない。

3月終わり頃になると、正月から15kgぐらい落ちた。
3ヶ月で15kg落ちるというのは羨ましい話に聞こえるだろうが(当時は私もそうだった)、普通に考えて正常な変化ではない

たしか、正月頃には98kgぐらい有ったはず。

3月か4月ぐらいに一週間ていど、ものすごい口の渇きを感じた時期があったが、その時はなにか体調が悪いんかな?ぐらいにしか思っていなかったが、あとから思うとあからさまに糖尿の症状の一つのように思う。



地域の健康診断に行こう

しばらくして、健康診断の類に一切行っていない私のところに、役場から直接「町ぐるみ総合検診」の案内が届いた。(毎年行っている人は回覧板などで申し込みをするそうだ)
なぜ突然届いたのかはよくわからないのだけど。助かったのは事実。
町ぐるみ総合健診(町ぐるみ検診・特定基本検診)はJA兵庫と市町が連携して行う検診。
問診、診察、身長・体重・肥満度、腹囲(75歳未満のみ)、血圧測定、尿検査、血液検査が、1300円でやってもらえる。もちろん有料や条件付き無料などでその他も様々な検診を追加できる。

病院に行って基本検診を受けようとすると、初診で5000円以上掛かる検診内容のようだ。

役場から案内が来たのが、4月上旬だったと思うのだけど、とりあえず申し込みをしておいて、町ぐるみ検診の日を待つことにした。

、、、すでに違和感が出ているのだからさっさと病院に行くのが安いはずではあるのだけど。。


町ぐるみ検診当日

事前に届いた検尿ボトルと面倒くさい問診票を書き込み、準備する。
一応役場の健康課からは検診日時を予め指定されるが、連絡して変更することは容易なようだ。
初日や朝一に混雑するのを防ぐためだと思われる。

問診票の設問・マークシートを記入していると、あきらかに「私は糖尿病・生活習慣病の出る生活をしています」という気分にさせられる。

その場ですぐ分かる尿検査の試験紙法によってチェックされたところ、潜血も尿蛋白も1(ないです)。糖の項目が5(すごく出てます)

その後、採血や保健師さんとの面接で†悔い改めて†と人が変わるたび責められました。
まぁ、ある程度糖尿の知識はあり、知っていたことが多かったわけですが、脚を切り落とすような事態になりますよ。とか、目に来ますよ。とか。透析も行かなければならないかもよ・・・と脅かされるわけですよ。

血液検査の結果は後日・・・なのですが、簡易な尿検査とすでに述べた口渇・体重減少などの情況証拠によりあきらかに糖尿病。



ひどい状況の人は・・・

一週間ぐらいで役場から連絡が入る。
理容室のお客さん達から血液検査の結果が届くのはおおよそ1ヶ月後という前評判を聞いていた。
それと合わせて、さっさと病院に行けというレベルのひとはすぐ連絡が来ると。

一週間というか、7営業日というか・・・それぐらいですぐ連絡が来ました。

役場の健康課から電話で「結果を届けますので、それを持って早く病院に行きなさい。あとで病院に行ったかどうか確認の電話をするかもしれないから絶対いけよ?」と。
行ったかどうか確認までするんか・・・と思ったけど。(実際には無かったので脅しだったようだ)

で、実際の血液検査の数字はというと、、血糖値(空腹時) 230ぐらい HbA1c 13%ぐらい(病院に行ったあと最初のデータは捨てちゃいました)

あかん、これじゃ患者がしぬぅ

HbA1cの数値は合併症がでても全然おかしくない数値です。まぁすぐには死なないんですけどね。



結局病院へ

まぁ、結局行くわけですよ。
そしたら町ぐるみ検診の1300円は無駄になるんですけどね。ちょっとだけ利点があるとすれば、前年の数値を記入した状態で問診票がとどくので、変化がわかりやすくなるってところでしょうか。

病院に行くといっても、結局再検査ってことで再び尿検査・血液検査・一応新たに心電図とレントゲンを受ける。
町ぐるみ検診に行ってからココで二週間後。
実は町ぐるみ検診を受ける一週間前にはウォーキングだけは勝手に始めていたので、なにか良くなってるかな?とちょっと期待してた。それと、検診の日以降間食をほぼ止めていた。

結果・・尿検査でのブドウ糖 4+(検診の5と同義) 血糖値(食後2時間以内)209 HbA1c 11.7

ちょっとだけ良くなってるけど・・・

病院の先生からは、検診で言われたほどの言葉責めを受けるわけではなく、まぁ徐々に改善していきましょう。ということを伝えられ、ジャヌビア錠25mgを朝食後2錠飲めということになった。
まだこの段階では、Ⅰ型糖尿なのかⅡ型糖尿なのかははっきり分からないが、どうせⅡ型であろうということで六週間様子をみることに。
それと、栄養指導をするので、次週までに2日分の食事記入を宿題として出されました。

あと、眼底検査をしたほうがいいということで、眼科にも行けと。


栄養指導

病院での検査の後、2日間の適当な日をえらんで三食と間食の記入をして持っていく。
すでに間食はほぼやめていたので、書くのは少なかったが・・
一週間後の栄養指導では、病院の栄養士にボロクソ言われた。(誇張)
そして、理想的な食事というのを見せられるが、あんなん無理やで。

決まった時間に三食分量はほとんど同じぐらいに、一汁二菜、糖質・炭水化物を控えるように。
野菜を沢山食べろ。
おやつはダメとは言わないが、三食の中に入れろ。(間食ではなく、ご飯と一緒にしろということ)


理想はわかるけど、そんな優雅な食生活出来るかいなw

ということで、ご飯をおかわりしないとか、引き続きおやつを調整するとかコンビニやスーパーでサラダを買って食べることに。


そもそもどんな食生活だったか

後で思うとそらそうなるわ。というものを延々食べ続けていた。
私はアイスが好きで、ほぼ毎日朝晩1個ずつ。(100円クラスのやつ)菓子パンを2個。スナック菓子を何か。

朝原付きでコンビニにアイスを買いに行き、LチキとLチキバンズ、昼用にちょい足しカップヌードルmini。
昼ごろに何日分かの安売りの菓子パンを数個買い込む。
仕事終わりにまたアイスを買いに行く。

マジです。

アイスは結構前からやっていたのですが、菓子パンが増えたのが2014年の夏頃からだったでしょうか。
そして正月頃には私の体重はそれまでの上限値を超え、98kgにまで。
実のところ、極端におやつが増えたのはそんなに長い期間ではなく、菓子パンとカップヌードルminiが増えたのはそのあたりからでした。
そもそも健康診断というものが十数年ぶりだったような気がするので、自覚症状が出てないだけの状態から一気に来たのでしょう。



改善された食生活と運動

まず、おかわりをしない、おやつをほぼ食べないという食事と、ウォーキングを始めました。

ただし、ウォーキングをするにしても、痩せるためだとか健康のためだとかそういうふうには考えません。
「おやつを買いに行くために歩く」というように考える。

朝は、昼の食事に足すカット野菜(100円)とおやつのあたりめ(120円ぐらい)を買うために、コンビニに寄って職場に歩いて2kmのウォーキング。
夜は、少し遠くのスーパーまで行って、アサヒのすらっと(110円ぐらい)とあたりめ(100円)を買いに6kmちょっとのウォーキング。
だいたい一日8kmぐらいを目安に歩いています。iPhoneとかでGPSログを取って歩くとなお楽しいです。

おやつ食ったらウォーキングが無駄?
んなこた無いです。あんまり運動しない人が、毎日歩いて基礎代謝を上げると凄く変わります。
そして、私は自分があまり根気の続かない人間だと思っているので、きちんと褒美をとらすようにします。ただ歩くために歩くのを毎日なんて無理です。イヤです。そんなん続くはずがない。

朝のあたりめは なとりの22gのやつ。ちょっと肉厚でウマイ。
夜のあたりめは 個食美学シリーズの24gのやつ。ふつうにウマイ。
アサヒのすらっと(slat)はカロリー・糖質が手に入る酒でみるかぎり一番軽いし、結構美味しいので。

いまおやつといえば、これだけです。けして食事以外は取らないのではないです。
おやつを買う目的がないと歩きませんので、絶対に買い溜めはしませんし、そんなことしたら全部食べてしまいます。

なんであたりめなのかというと、硬さで満足感が高いし、カロリーも低いので。その上うまいし。

また、普段質素な食事をしていても、ツーリングやドライブで遊びに行った時にはうまいもん食べます。その時だけは糖尿を忘れます。ただし、昼食や夕食が2回になったりはしません。
ソロツーデイキャンプは結構な頻度でやってます。


そんな改善方法を続けた再々検査

6週間のジャヌビア錠2錠と食事制限・運動を続けた結果が先日7月27日。

結果・・尿検査ブドウ糖陰性 血糖値(空腹時)100 HbA1c 7.2

目を疑いました。

ブドウ糖・血糖値が基準値にまでなってしまいました。
HbA1cは基準値が6.2以下ということなので、若干高いのですが、相当な改善状態となりました。
体重も初期の急激な減少も一旦止まっていましたが、せっかく落ちた体重ですので、戻さないようにしていたら徐々に落ち、今は78kgぐらい。6週前から比べて3kgぐらい落ちていた。
ちなみにジャヌビア錠は8日ぶんぐらい飲み忘れました。

結果から栄養指導の二回目の宿題提出はナシになっちゃいました。栄養士をギャフンと言わせたかったのに
看護師のおばちゃんにびっくりされました。
ジャヌビア錠の処方が半分の1錠になりました。薬剤師のおばちゃんには増える人は多くても減る人は少ないで。と言われました。



運動と食事制限は続けていく所存

私の身長(175ぐらい)だと、体重は70前半ぐらいでいいということなので、もうちょっと続けます。
2ヶ月ぐらい歩いてると、それなりに習慣化しているようだし、辞める道理もないので。

体型も結構変わってしまい、正月頃には巨乳だったのに、あばらが浮いちゃってます。
ウォーキングは続けられるんですけど、上半身の筋トレは全くやってないんですよね。
これはこれで貧相です。ユニクロのチノパンはガバガバになるし。。。

ただ、あまり急激な糖尿病の改善は宜しくないという側面もありまして、眼底出血が起こりやすくなるという話です。
ドロドロ血液が、急にさらさらになると眼の細い血管が破れやすくなるそうな。
今のところ特に六週前からは変わってないように思うので検査は次ぐらいにしようかと。


今回の糖尿体験?ですが、私の場合だと状況から言って、原因がそれなりに分かっていて(甘いもん食い過ぎ)、膵臓で生産されるインスリンがある程度は出るⅡ型糖尿病であり、まだ運動できる体力、筋力が有る。
という比較的対処がしやすいヌルゲーなものだと思います。


そもそもⅠ型だった場合、インスリン注射しか無いわけですし、歳を取って歩けないでは、運動もできません。
ウチの婆様がそのような状態で、長いことインスリン注射をしています。
また、その娘(私の叔母)も糖尿、そのまた娘(従姉妹)も婆様より重い糖尿。
遺伝的にインスリンが出にくい家系であることはどうも間違いないようなので、気をつけていきます。


とはいえ、投薬がまだ続いているし、また六週したらまた検査。
わし(35になる)の糖尿病改善生活はもうちょっとだけ続くんじゃ。



0 件のコメント:

コメントを投稿